一眼レフで蛍をイイ感じに撮るコツ、まとめてみました。

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できあがり(補正後).jpg

なんだかジメジメしてきました。こういう時は家で冷房をかけながらゆっくりとしたいですよねー。でもこんな時こそ、撮りたいものが沢山あったります。今日はホタルの一眼レフ撮影方法について書いてみたいと思います。具体的にはホタルの撮影場所や撮影方法、最後の仕上げ方法(合成方法)を順にご紹介します。ホタルをとったことがない初心者の方もよろしければ参考にしてください。

一眼レフで蛍をイイ感じに撮るコツ 目次

  1. どこでホタルが撮れるの?(三河)
  2. どんな感じに撮りたいかイメージしてみましょう
  3. 撮影に必要なものは?
  4. 実践!撮ってみましょう
  1. 撮れましたか?
  2. 仕上げる。後から合成しちゃう
  3. 最後に

1.どこでホタルが撮れるの?

地元、三河ではホタルが見られる場所がいくつかあるみたいです。車でもそんなに時間がかからないのでお出かけされてみてはどうでしょうか?

1.1.鳥川ほたる

住所:愛知県岡崎市鳥川町小デノ沢1
HP:鳥川ホタルの里 ほたる情報

廃校となった学校を「ホタルの学校」にして、ボランティアの方が手入れを行っている場所だそうです。蛍の飛翔数が毎日観察されていて、その数をホームページで把握できます。すごい!

1.2.平原ゲンジホタルの里

住所:愛知県西尾市平原町滝口41
HP:平原ゲンジボタルの里 – 西尾市役所

遊歩道を歩いて行くと、茂みの中から飛ぶホタルを見ることができます。ここも地元の方が毎年手入れを行っている貴重な場所です。

2.どんな感じに撮りたいかイメージしてみましょう

蛍の撮影例を探して、どんな感じに撮りたいのかフムフムしておきます。私は下の記事を参考にしてみました。

ホタルの光がひとつの線になっていたり、ホタル自体を大きく撮ってみたり、ホタルの光を一つの点のように撮ってみたり…と色々な撮り方があるみたいです。今回はその中でも、よくある写真をゴールにしてみたいと思います。ホタルの光がひとつの線になってる写真を撮ってみましょう。
できあがり(補正後).jpg

3.撮影に必要なものは?

では実際に撮ってみましょう!といきたいところですが、まずは撮影の準備です。撮影に必要なのはこの2点です。

  • 一眼レフカメラ
  • 三脚

あと、あると便利なものは次の4つです。

  • レリーズ
  • レインコート (人用+カメラ用)
  • 腕時計
  • 光を覆うもの (アウターとか)

また、レンズは暗い場所でも撮影しやすい、標準の単焦点レンズがオススメです。一例を上げるとこんなものがあります。

新しいブログの方で、単焦点レンズをまとめた記事も書いていますので、よろしければこちらも参考にしてください^^
おすすめのレンズ!ポートレート撮影で一眼レフ初心者が買っておきたい入門レンズはこれだ!

ホタルの撮影には長時間露光といって、20秒~30秒の間はじっとして撮影をすることになります。なので三脚は必ず必要ですね。あとはレリーズがあると便利です。レリーズは長時間露光の撮影時に手ぶれしてしまうのを防いでくれます。レリーズはケーブルタイプと安価なリモコンタイプがあります。

レリーズが無い場合はカメラに内蔵されているセルフタイマーを使いましょう。次にレインコート。梅雨の季節なのであった方がいいですね。さらにカメラ用のレインコートも用意しておくと安心です。

次に腕時計。これは長時間露光する時に、何秒で撮影するのか測るのに使います。携帯電話のディスプレイだと、周りの方に迷惑が掛かるのであった方がいいです。ホタルは人工の光を嫌いますし、他の撮影者に光が写りこみ、トラブルを引き起こす原因になります。最後に光を覆うものですが、これは撮影した写真を確認する時に使います。腕時計と同じように、カメラの液晶パネル光が周りの方の迷惑にならないようにするためのものです。夏ですが光を通さないアウターとかあるといいかもしれませんね。ただ着るとなると、もの凄く暑いんですけどね(笑)

4.実践!撮ってみましょう

それでは撮りに行ってみましょう。まずはカメラを三脚に取り付けます。ホタルの現れそうな場所を探してカメラを置いてみましょう!ホタルが現れるのは、真っ暗になる時間帯ですので、足元がまだ明るいうちに場所を決めておきます。ところでホタルは時期が経つにつれ多く群がる場所が移動するそうです。当日はどの辺りが一番多く現れそうなのか、予め現地の人に聞いてみましょう。

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4.1.明るいうちにピント合わせ

ホタルが現れる暗い時間になる前に、まずはピント合わせを行っておきましょう。真っ暗になるとファインダーから覗いても、どこにピントが合っているのか分からなくなるほど暗くなりますので注意が必要です。もし暗くなってしまったら、ライブビューでピント合わせをします。ライブビューでは暗いところでも画面拡大表示することでピントがわかりやすく、狙った位置に合わせることができます。

4.2.マニュアル撮影で絞りと感度を調整

次に撮影の設定をしておきます。撮影にはマニュアルモード(Mモード)で撮りましょう。なぜマニュアルで撮るかというと、カメラは暗いものを実際より明るく撮ろうとしてしまう癖があるからなんです。これを自動露出といいます。ホタルの撮影場所は極端に暗いので、自動露出の影響を受けてしまい、カメラは実際よりも明るく撮ろうとしまいます。でもマニュアルモードでは自動露出の影響を受けることなく撮影することができます。そこでマニュアル撮影を使うわけなんです。詳しいことは自動露出についてまとめられたサイトが参考になりますので読んでみてください。ほど良い感じに撮るには「SS(シャッタースピード)」、「F値(絞り)」、「ISO(感度)」の理解が必要なのですが、分からない場合はまず下の図を見ながら撮影をしてみましょう。簡単に言うと今回やることは「F値(絞り)」、「ISO(感度)」を調整するだけです。

図3.jpg

マニュアルモードで操作するのは、おおまかに言うと「F値(絞り)」、「SS(シャッタースピード)」、「ISO(感度)」の3つです。ホタルの撮影ではシャッタースピードは常に同じ値でOKなので、残るはF値(絞り)とISO(感度)を操作するだけで済みます。はじめにシャッタースピードは20~30秒に設定しておきます。ここで一度撮影をしてみてください。撮影した結果をみて、もし暗すぎる場合はF値(絞り)を小さい値にするか、ISO(感度)を高い値に設定してみてください。明るすぎる場合はこの逆の値に変更します。

5.撮れましたか?

思ったように撮れましたでしょうか?ホタルを撮るには、20~30秒は必ずかかるので、普段の写真よりも気長に撮る必要がありますよね。私が撮った写真はこんな感じになりました。全部で8枚です。でもホタルの飛ぶ数にもよりますが、ちょっともの足りない気もします。




6.仕上げる。後から合成しちゃう

実は巷で見かける蛍の写真は、少なくとも300秒(=5分)くらいはシャッターを開けています。20~30秒じゃあホタルが多く写りこまないんですね。じゃあ最初から5分間シャッターを開ければいいじゃないかと思うかもしれませんが、シャッターを開けている間に、車のヘッドライトや、観光客の携帯電話の強い光が入りこんでしまうリスクもあるんです。一度でも強い光が入り込んだら撮影が台無しってこともあります。それは悲しいですよね。そこでよく行われているのがソフトによる「合成」です。

合成イメージ.jpg

つまり、20~30秒で撮ったホタルの写真を幾つか用意して1枚の写真として合成するわけですね。もし失敗した写真が数枚あっても、合成写真の素材に使わなければ影響がありません。なので合成した方が1度のシャッターで撮影するよりも、撮影に充てた時間を無駄にするリスクがなくなります。ところで、「合成」って聞くとなにやら難しそうな印象をもたれるかもしれません。でも流れを知ると意外と簡単ですので、ぜひやってみてくださいね。流れは下記のような感じです。

  1. 同じアングルで、何枚も撮影。
  2. 撮った画像をパソコンに保存しましょう。
  3. 専用ソフトで撮った写真を合成して1枚にします。

やる作業はこれだけでOKです。合成に使う専用ソフトはPhotoshopやGIMPなどが有名ですが、今回は誰でも使える無料アプリ「pixlr editor for Chrome」で合成したいと思います。

6.1.pixlr editorの用意

まずは専用ソフトを用意しましょう。はじめにGoogle Chromeをインストールします。Google ChromeはGoogleが作ったインターネットを見るためのアプリです。Googleアカウントが必要ですので無ければば新たに取得しておきましょう。次にGoogle Chromeを起動し、「Store」を選んでください。Google Chromeの中で使えるアプリを追加します。

名称未設定 1.jpg

Chromeウェブストアの画面になりますので、「pixlr editor」で検索しましょう。検索結果の中から1件目にpixlr editorが現れますので、追加をしてください。その後、pixlr editorを起動します。

6.2.pixlr editorで画像を全て開き、ひとつにまとめる

この段階まで来たら「pixlr editor」というアプリで画像編集ができる準備が整いました。pixlr editorを起動したらメニュー「ファイル > 画像を開く」を選び、合成する画像をすべて選んでください。開くと下記のような感じになります。今回は蛍のイメージ画像を3枚用意して、それを合成してみたいと思います。

editor 図1.jpg
ホタルのイメージ画像素材は下記からご覧下さい。1枚1枚が区別しやすいように着色しています。

次にすべての画像を1枚目に移動させます。2枚目の画像を選択し、メニュー「編集 > 全て選択」、メニュー「編集 > コピー」をします。その後1枚目の画像を選択し、メニュー「編集 > 貼り付け」をしましょう。3枚目も同様の操作をしてください。

6.3.一枚に合成していく

editor 図2.jpg

上図のように3つのレイヤー(画像の束)が出来上がりました。これは3枚の画像が一つの編集ウインドウにまとまった状態です。あとはレイヤーを合成していきます。レイヤーのウインドウ左下にある「Toggle layer settings」を開きましょう。「不透明度」と「モード」が現れますので「モード」をLightenにします。

editor 図4.jpg

「モード」をLightenにすると、明るい部分(=ホタルの光)が強く合成されますので、ホタルが多く飛んでいるような写真に仕上がっていきます。最後に画像を保存しましょう。メニュー「ファイル > 保存」をしてください。以上の流れで合成された写真が出来上がります。今回はイメージ画像で合成方法を説明しましたが、実際には「撮れましたか?」にある複数の写真を合成して、冒頭のような写真に仕上げることになります。

7.最後に

いかがだったでしょうか?今回はホタルの撮影場所から、撮影方法、画像の合成についてまとめてみました。今回ご紹介した撮影方法は花火撮影にも応用できます。これから花火シーズンがやってきますので、ぜひいろいろ活用されてみてください。

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One thought on “一眼レフで蛍をイイ感じに撮るコツ、まとめてみました。

  1. 蛍は撮ったことがないので大変参考になりました。
    近じか、蛍観賞がありますので、撮りたいと思います。

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